玄関アプローチの作り方やデザインでお悩みの方必見！７種類の工事と施工例
新築を建てる際、決めることがたくさんあって大変だったかもしれません。しかし、「どんな家具で揃えたらいいかな？」など、新しい生活への楽しみも膨らんでいたのではないでしょうか。
もしかすると住宅のことばかりに気を取られ、家周りの外構工事には最低限の予算しか余らなかったと言う方もいらっしゃるかもしれません。
また、生活が始まって、落ち着いてから外構工事を考えると言う方もいらっしゃるかもしれません。
このページでは、これから玄関前のアプローチを検討されている方に、おすすめの種類と施工例をご紹介します。
玄関アプローチにおすすめの工事７種類
玄関のアプローチには、飛び石、インターロッキング、タイル、洗い出し、レンガ敷き、乱形石貼り、スタンプコンクリートの７種類の工事があります。
順番にくわしく解説をしていきますので、あなたの家にピッタリのアプローチ工事を見つけてください。
飛び石工事
人が歩く所に、丸や四角の石を敷く工事になります。
敷石の周りにきれいな化粧砂利を敷き詰めたり、芝生や玉竜など植栽を植えたりします。
敷石の枚数や素材、敷石回りに選ぶものによってお値段が変わります。
敷石の周りに植える芝生も、雑草とともによく成長しますので、定期的に芝刈りをして、ご自身でこまめにメンテナンスできる方におすすめです。
化粧砂利は施工当初は真っ白できれいですが、月日が経つと黒ずんできます。汚れが気になる方は、砂利を洗ったり新しいものに入れ替えたりすることをおすすめします。
インターロッキング工事
地面を転圧（締め固める）したのち、ブロックとブロックの間に細かい砂をかませながらブロックを互い違いに並べていく施工方法です。ブロックの色の種類が豊富なため、家や玄関の雰囲気に合わせて色を選ぶことができ、よりオシャレに演出することが可能です。
材料費は砂とブロックだけですので、低予算で施工できます。（工賃は別です）
しかし時間が経過すると、しっかり転圧して施工しても、下の画像のように波を打ったり、インターロッキングがガタついたりします。その部分だけ、ブロックを敷き詰めなおすことができないため、すべてのブロックをめくり、敷き詰めなおさなければいけません。
ブロックのすき間から雑草が生えてきますので、気になる方は草むしりをしなくてはいけません。
タイル工事
アプローチによく使われるのがタイルを用いた工事です。
タイルの種類も豊富で色見本やサンプルを見ながら、好みのものを選ぶことができます。
アプローチの主流とも言えるほど人気があります。
しかし、雨にぬれると滑りやすかったり、下の画像のように年月が経ち、はがれてしまったりすることもあります。
洗い出し工事
洗い出しとは、コンクリートが固まりきる前に表面を水で洗い流し、セメントに混ざっている砂利を露出させて、ざらついた仕上がりに見せる施工です。
表面がざらついているので滑り止め効果があり、アプローチに適した工法です。綺麗に仕上げるためには職人の技術が必要です。
レンガ敷き工事
ガーデニングがお好きな方や、ロッジ風の木材をふんだんに使った家にお住まいの方は、レンガ敷きアプローチも心惹かれるのではないでしょうか？
趣きがあってステキですが、ガタつきや一部陥没することもあり、そこに水がたまることもあります。
上の画像のお宅は、月日が経ち、植栽が大きく育ったため木の太い根がレンガを押し上げて、アプローチは波を打ってしまいました。
乱形石貼り工事
乱切りした石をバランス良く並べ、石と石の間にセメントを詰めていく施工方法です。不揃いな石は規則正しく並ばない為、自然な感じをかもし出し、上品でおしゃれな仕上がりになります。
石の貼り方、目地のほどよい広さなど職人技が必要になる施工方法です。
スタンプコンクリート工事
名前のとおり、コンクリートにスタンプのように型押しすることで模様をつける施工方法です。色や形のバリエーションが豊富で、石を貼ったように見せるスタンプや枕木風、レンガ風などさまざまなスタンプがあり、ご自宅の雰囲気に合わせることができます。
こちらの工事は、技術研修を受けた認定登録施工店しか工事ができない施工方法です。
砂利だった玄関前をスタンプコンクリートでおしゃれなアプローチに
打ち合わせ中の写真です。
車をとめるために、左側は土間コンクリートが一面に施工されていました。
他の部分は、化粧砂利ではなく普通の砂利が敷き詰められている状態です。
ご家族が多く、みんなが帰宅すると車を４台とめなければいけません。なので駐車スペースが狭くならない範囲で、アプローチを作ることになりました。
どんな種類にするか悩まれた末、スタンプコンクリートを使用することになりました。
まず、アプローチを作る場所を整地します。
次に、コンクリートを流す部分に型枠をします。
アプローチの幅や曲がり方など、大体のイメージをスプレーで描き、型枠を止めていきます。
「もう少し広い方がいいな」とか「もっとカーブをつけたい」など、お施主様が一緒に目で確認しながらアプローチ場所を決めることができます。
コンクリートを流し、お客様の選ばれた色をつけていきます。
ほどよく乾いてきたら、スタンプを押して模様をつけます。
スタンプコンクリートを施した玄関前アプローチの完成です。
既存の土間とアプローチの間には、ご家族のみなさんで植栽を植えられるそうです。
こちらのスタンプコンクリートを使用したアプローチ工事は約28万円です。
まとめ
新築を建てられた際、家周りの外構工事まで手が回らなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか？
また、生活が落ち着いたら外構工事をしようと思われ、砂利をまく程度で終わらせた方もいらっしゃるかもしれません。
外出の際、帰宅の際、必ず目にする玄関前アプローチは、家族やお客様を迎え入れる大切な場所です。そこは、家の顔とも言える大事な場所です。
綺麗に整われたアプローチのある家は、上品なたたずまいをかもしだし、良い印象を与えます。逆に、殺風景なアプローチでは、家の印象はあまり良くなく残念なものになります。
折角なら、気持ちのいいおしゃれなアプローチを施工し、家の印象をよくしてみませんか？
このページが、今から玄関前アプローチを施工される方の参考になれば幸いです。
リフォーム費用はお店によって違う！
わたしは、富山県でサッシ屋を営んでいます。
同業者は県内にもたくさんあり、同じYKKapの商品でも、店舗によって値段はちがいます。
また、工事費や値引きも店舗によってさまざまなため、リフォーム価格に差が出るのです！
それと同じように、外構工事もお店によって値段は違います。
そのため、リフォームをお考えの方には、
ぜひ数社から見積もりをとって見比べていただきたいと切に思います。
簡単！無料！誰でも数社から見積もりを取る方法
「うちも外構工事をしよう！」と思われたとき、
あなたはどうしますか？
自分の住んでいる町のなかから、どのお店に頼めばいいのか・・・
悩んだりするものです。
その点！
下記からお申し込みをされますと、厳選された最寄りのリフォーム会社を紹介してもらえます。
そのため、誰でも！簡単に！無料で！数社から見積もりを取ることができるんです。
値段を見比べて・・・
届いたお見積もりのなかから、
一番安いお店を選ぶもよし、一番対応が良かったお店を選ぶもよし、断るも良し！
ぜひ、下記のサイトを利用し、ご自身に合ったより良い施工業者をお探しくださいね！
関連記事
