寝室の結露でお悩みの方必見!結露防止には二重窓の施工が効果的

 

朝起きたら、寝室の窓が結露でべちゃべちゃに濡れていることはありませんか?

 

 

 

忙しい朝に窓拭きをしなければいけなくなったら、

主婦のわたしはとても嫌な気分になります😢

 

 

わたしは家業の手伝いをしているので、仕事従事者になるんですが・・・

 

働いている主婦にとっては、

日常の家事をこなすだけでも精一杯なのに、

窓の結露のせいで、窓ふきって仕事が増えるのは正直困ります。

 

 

いや。

かなり困ります。

 

 

 

このように寝室の窓の結露で、あなたも悩んでいらっしゃいませんか?

 

 

お困りの方には、

寝室の窓の結露対策には「二重窓」を取り付けることをおすすめします

 

 

このページでは、結露ができる原因や軽減対策について詳しく解説していきますので、

ぜひ参考にしてください。

 

窓が結露する原因はなに?

 

結露の原因は「温度差」と「湿度」です。

 

 

皆さん、飲食店で氷水の入ったガラスコップが出され、コップの表面に水滴がつくという経験をした事はありませんか?

 

 

簡単に言うと、この冷えたコップの表面についた水滴と窓の結露は同じです。

 

 

 

ではなぜ、コップに水滴がついたのでしょうか?

 

 

それは冷たいコップが、コップ周辺の空気を冷やし温度差が生じたためです。

空気中に存在する水蒸気(湿度)が水に変わったのです。

 

 

 

水蒸気(湿度)として、空気の中に入ることができる水分の量には制限があり、

温度が高いとたくさんの水蒸気(湿度)を含むことができ、

反対に温度が低いと少ししか水蒸気(湿度)を含めません。

 

 

コップの周りの温度が、氷水によって冷やされ低くなります。

空気がどんどん冷えて、水蒸気(湿度)は、空気中に存在することができなくなり、水滴となるわけです。

 

 

この水滴こそが結露の正体なのです。

 

 

 

では、窓ガラスに戻ってみましょう。

 

 

                                            出典:YKKAP

 

冬、外の気温は低くなります。

これをコップの中の氷水と同じだと思ってください。

 

 

窓付近の空気はどんどん冷やされます。

ついに水蒸気(湿度)が、気体の状態でいられる限界がきて、水滴となり窓にくっついてしまいます。

 

 

これが結露なのです。

 

 

つまり、結露の原因は室内外の温度差と室内の湿度ということになります。

 

 

簡単にできる寝室の結露防止対策

 

 

結露した窓を放置しておくと、かびが発生しやすく健康面を脅かします。

 

また下の画像のように建物においても、結露でたまった水のせいで周りの木が腐ることもあります。

  

結露 窓結露 寝室結露

 

まずは、お金をかけず生活習慣の見直しだけでできる4つの対策から取り組んでみましょう!

 

 

①こまめな換気をしましょう

 

先ほど説明した通り、結露は空気中の水蒸気(湿度)が水になって表れる現象です。

こまめな換気で、室内の湿度を下げることが大切です。

 

 

人は寝ている間にペットボトル1.1本分(約570g)の水分を発生させます。

そのため布団にもたくさんの水分が含まれているのです。

 

窓をあけて外と部屋の寒暖差を減らし、睡眠中に発生した水蒸気を減らしましょう。

 

換気をすることは一番簡単にできる結露対策です!

 

 

②観葉植物の置きすぎには注意しましょう

 

植物からは、常に水蒸気が出ています。

部屋のレイアウトを考えると、窓や壁の近くに観葉植物を置きがちです。

 

 

植物を窓の側に置くと、窓付近の湿度が上がってしまい結露する原因になります。

置きすぎには注意をしましょう。

 

結露の原因

 

 

③石油ファンヒーターなど開放型暖房器具の使用は避けましょう

 

代表的な物としては、石油ストーブ、石油ファンヒーター、ガスストーブ、ガスファンヒーターなどです。

これらは、石油やガスを燃焼する際、目には見えませんが水蒸気が発生しています。

 

 

石油ストーブを1時間燃焼すると、ペットボトル0.8本分(400g)の水が水蒸気として発生します。

同じ石油やガスを原料とするヒーターでも、排気を外に逃がすタイプの暖房器具やエアコンであれば、室内に水蒸気を放出しないので、結露の原因にはなりません。

 

 

④加湿器での過度な加湿はやめましょう

 

人が生活するのに適した湿度は30%~60%と言われています。

 

冬の時期は、就寝中も加湿器を使用する方が増えています。

 一晩中暖房をつけて就寝する必要はありますか?

 

とても乾燥している場合の使用はいいのですが、部屋の湿度を見ながら、過度な加湿にならないよう気をつけましょう。

 

1ランク上の結露対策には窓の断熱がおすすめ

 

 

お金をかけず、手軽にできる結露対策をやってみても、思うように改善しないという方には、1ランク上の結露対策をおすすめします。

 

 

今よりも少しでも結露を軽減したい場合は、「二重窓」を取り付けることを検討してもらいたいのです。

 

劇的に結露がしにくくなります!

 

                                            出典:YKKAP

 

ただし、

結露の発生の根本的な原因は、室内と外の温度差によるものと、部屋そのものの湿度によるものです。

 

 

湿度が高いままでは、「二重窓」を取り付けても結露が発生する場合がありますので、

上に記載した通り、普段の生活から結露を軽減する対策を取り入れてください。

 

 

結露に効果的な二重窓とはどんなもの?

 

二重窓や二重サッシ、もしくは内窓と言う言葉を聞いたことはありませんか?

 

ペアガラスと間違われている方が非常に多くいらっしゃいますので、ここで詳しく説明していきます。

 

結露防止 二重窓

                                            出典:YKKAP

 

二重窓や内窓と呼ばれる窓は、今ある窓(既存の窓)の内側にもう1つ窓を取り付けて二重にしたものです。

 

つまり、既存の窓+二重窓となり、窓サッシが2つある状態になります。

 

この2つの窓が並んでいる内側の窓の事を二重窓や内窓と呼ぶのです。

 

 

 

よくペアガラスと間違われることがありますが・・・

ペアガラスとは、1枚の窓を2枚のガラスで構成したものであり、

窓が2つ付く二重窓とは異なります。

 

 

この内側の窓に樹脂製の窓を施工することで、断熱性が高まり結露を軽減させるのです。

 

 

二重窓にはいろいろなメーカーの商品があり、

上の画像にある「プラマードU」はYKKAPの商品ですが、他にもLIXILの「インプラス」や三協立山の「プラメイク」などがあります。

 

 

二重窓に使用するガラスの種類

 

私は富山県でサッシ屋をしているんですが・・・

結露でお悩みのお客様へ「一般的な複層ガラス」をよく提案しています。

 

 

理由を一言でいえば、複層ガラスの二重窓で十分結露の発生が軽減されるからです。

 

 

下の図にあるように、複層ガラスには3つの種類があります

 

                                            出典:YKKAP

 

「Low-E複層ガラス」は、

複層ガラスの室外側ガラスにLow-E金属膜をコーティングしてあり、太陽の日射熱を50%以上カットして、断熱性にも遮熱性にも優れたガラスです。

 

 

室内の温度が20℃で湿度が60%の場合、外気温度が複層ガラスの場合−5度、Low‐E複層ガラスは−22度から結露が発生します。

 

「断熱タイプのLow-Eガラス」は非常に冷え込みの厳しい地方の方や、お客様から熱望された場合に施工することが多いガラスで、一般的な複層ガラスに比べ、Low-E複層ガラスの方がお値段が高くなります

 

 

数値からも見ても、価格面から見てもLow-E複層ガラスの方が効果が良さそうに思われるかもしれませんが、既存のアルミ製で1枚ガラスのサッシ1つに比べれば、一般的な「複層ガラス」でも十分に結露軽減の効果が表れますので、私はお値段が安い「複層ガラス」を提案することが多いです。

 

 

 

では次に「単板ガラス」はどうでしょうか?

 

チラシによく掲載されている価格の安い内窓は、単板ガラスのものが多いです。

 

複層ガラスやLow-E複層ガラスに比べると価格が安いため、お客様を引きつける目的で、単板ガラス仕様の内窓が載せてあります。

 

しかし私は安いからと言う理由では、単板ガラスを提案しません!

 

単板ガラスでは、せっかく二重窓を取り付けても結露する可能性が高いからです。

 

 

二重窓のメリットとデメリット

 

二重窓のメリット

 

既存の窓が熱伝導率の高いアルミ製の単板ガラスの窓サッシの場合、大きな面積を占めている窓は外気に冷やされ、冷たくなり結露が発生しやすくなります。

 

それに比べ、熱伝導率の低い樹脂製のペアガラス仕様の内窓を設置することにより、窓自体が冷えにくくなるのです。

 

既存の窓のガラスも含め室内までに3枚のガラスがあることになり、窓と窓の間に空気層ができ、断熱性が高くなります。

 

その結果、窓が冷えにくくなり、結露が軽減します。

 

 

二重窓のデメリット

 

デメリットは、窓が2つになったことで窓掃除の手間が増えることと、空気の入れ替えの際は2つの窓を開け閉めしなければいけないことです。

 

寝室の結露対策に二重窓を取り付けた施工例と費用

 

今ある窓や床などの色を考慮し、お客様と一緒にどの二重窓にするか、そしてお色やガラスのタイプを決めていきます。

 

すべて決まりましたら、ご希望の二重窓を、メーカーに完全フルオーダで製作してもらいます。

 

発注から窓が製作されてくるまでに1週間ほど納期が必要です。

 

結露対策

 

こちらの窓は、約H1000✖W1600の大きさで、一般的な複層ガラスを使用し、工事費消費税込みで約4万円です(お値段は店舗により異なります)。

 

施工時間は1か所1時間弱です。

こちらのお部屋には同じ窓が2つあり、2窓の施工で半日あれば十分工事が終わりました。

 

二重窓の施工工事は、とてもお手軽にできるリフォームの1つです。

 

 

お客様から次の日に早速お電話をいただき、朝起きて結露していなかったと大変喜ばれました。

一部屋約7.5万円で結露防止の対策ができ、効果のないプチプチを貼ったり、

朝から面倒な窓ふきをしたりする必要がなくなり、奥様は本当に嬉しいと話してくださいました。

 

 

まとめ

 

アルミサッシの窓は、外の気温の影響を受けやすく窓がとても冷え、窓周りの空気が冷やされることで結露が発生します。

 

アルミサッシは、家の中でも特に冷たくなりやすい箇所です。

 

 

 

今ある窓に二重窓を取り付ける事によって、断熱効果が高まり、外が寒くても窓が冷えにくくなります。

 

寝室に二重窓を設置することで、結露防止の対策ができるのです。

 

 

わたしは寝室の結露で悩んでいる方に、

忙しい時間の合間に、もう窓拭きをしてほしくありません!

 

ぜひ二重窓のリフォームをして、寝室の窓が結露しない快適な暮らしを手に入れませんか?

 

二重窓の値段はお店によって違う

 

わたしは、富山県でサッシ屋を営んでいます。

 

富山県のなかにはサッシ屋さんはたくさんあり、同じYKKAPの二重窓でも、店舗によって値段は違います。

 

 

例えば・・・

わが社は1窓でも工事費無料でうけたまわっていますが、他社は5窓以上で工事費無料など、

値段はお店によって違うんです。

 

 

また、値引きも店舗によって違います!

 

 

そのため、リフォームをお考えの方には、

ぜひ数社から見積もりをとっていただきたいと切に思います

 

同じ商品なら、少しでも値引き率の高いお店を探すのは当然ではないでしょうか?

 

 

簡単に、無料で、数社から見積もりを取る方法

 

リフォームが初めての方は、どこに頼めばいいのか、また数社を選ぶのも難しいと思われるのは当然です。

 

見積もりをとるのは、時間と労力がかかるものなのです。

 

 

その点、

下記からお申し込みをしますと、選ばれた最寄りのリフォーム会社を紹介してもらえます。

 

誰でも簡単に、かつ優良店数社から見積もりを取ることができるんです!

 

 

 

実際に出してもらった見積もりのなかから、

一番安いお店を選ぶもよし、一番対応が良かったお店を選ぶもよし、断るも良し!

 

 

ぜひ、下記のサイトを利用し、良い施工業者をお探しくださいね!

 


 

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