私が住む富山県は、雨も多いし、冬には雪も降ります。
そのため、大切な車を雨や雪から守るために、自宅前にカーポート(屋根と柱からできている簡易車庫)を設置される方が多くいらっしゃいます。
「カーポートを設置すれば安心!」
と思われるのですが、
いえいえ・・・それだけでは、まだ完璧と言えません!
強風を伴う雨の日は、カーポートの中まで雨が吹き込み車が濡れます。
雪も雨と同じように、せっかくカーポートがあるにもかかわらず、吹き込んで車に薄く積もることがあります。
カーポートに後付けのサイドパネルを取り付けることで、ワンランクアップの快適が手に入ります。
ぜひ、最後まで目を通してもらえると嬉しいです。
カーポートに後付けできるサイドパネルについて、詳しくご紹介します。
カーポートにサイドパネルを取り付ける事で、3つのメリットがあります。
詳しく解説していきます。
【メリット】
①風よけ
カーポートの屋根のおかげで空からの雨は防げます。
しかし、風が強い日、横殴りの雨が降るとカーポート内に吹き込んで濡れてしまいます。
そのような横から侵入する雨は、サイドパネルを設置することで防ぐことができるのです。
サイドパネルは取り付けたい高さを選ぶことができますので、カーポート側面の上部のみふさいだり、全面ふさいだり、ご希望の高さを選ぶことができます。
とくに風の強い片側だけ取り付けることも可能です。
②目隠し
カーポートは、土地の真ん中に建てるというよりは、右側や左側などに寄せて建てる方がほとんどです。
そのため、車の乗り降りの際に、となりの家の人とばったり遭遇したり、目が合ったりすることがあります。
「ちょっと面倒くさいな・・・」
「ちょっと変な服着てたのに・・・」
なんて思うのは、わたしだけでしょうか?(笑)
そんな時、目線の高さや向こうの景色が見えないマットな仕上がりのサイドパネルを取り付けることで、
おとなりさんと目が合うことなく、気を使わなくても車の乗り降りができます。
③紫外線対策
車に日光が当たり続けると、紫外線によってボディの塗装が色あせします。
サイドパネルの材質は、ポリカボネートという非常に強いプラスチックの素材の一部でできており、サングラスやメガネ、スインミングゴーグルなどに使われています。
つまり、紫外線をほぼ100%防ぐことができるのです!
そのため、愛車を紫外線から守る事が出来ます。
【デメリット】
風の影響を受ける
サイドパネルを全面設置することで、今まで通り抜けていた風がパネルにあたるようになります。
そのため春一番や台風、強風の時は注意が必要です。
サイドパネルで全面を覆う際は、地面まで取り付けるのではなく、風が通り抜けれるように、少しすき間をあけて設置することをおすすめします。
器用な方はホームセンターなどで材料を購入して、ご自身で取りつけたいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はおすすめしません!
強風でサイドパネルが飛んで、ご近所の車や、人にぶつかる危険があります。
そんなことが起きれば、大きな事故で大変なことになってしまいます。
専用の工具や専用の取り付け部材、留め具を使って設置することができる、プロの業者に施工をお願いされることをおすすめします!
安易な気持ちでご自身で取り付けないで頂きたく、お願いいたします。
サイドパネルにはいくつかの種類があります。
わが社でよく選ばれる人気の3種類をご紹介します。
・波板
サイドパネルの中では一番安価で、もっとも多く選ばれています。
わが社でも一番の売れ行き商品です。
カーポートの色に合わせて、サイドパネルの色を選ぶことができます。
統一感があり、素敵になりますよ!
業者さんにお願いし、カラーサンプルを見せてもらうとイメージしやすいと思います。
紫外線をよりカットするタイプのものなどもありますので、一度見せてもらうことをオススメします。
・平板
平板のサイドパネルは、上の波板より少しお値段が上がります。
カーポートの柱が丸い方もいらっしゃいますよね。
そのような丸柱の方は、平板タイプのみ施工できます。
とても見栄えが良い仕上がりになります。
わたしの友達は、自宅と同じ敷地内で美容院を開いています。
お客様の出入りも多いため、見栄え重視で平板のサイドパネルを取り付けました。
このように、
・雨風を防ぐためなのか、
・加えて見栄えも大切なのか、
なにが目的で設置するのか、考えてみてください。
・デザインパネル
スクリーン調のサイドパネルです。
なにしろカッコイイ!
お値段は一番高いのですが、高級感があり、意外と選ばれる方が多い商品です。
こちらのお宅には、波板のサイドパネルを取り付けました。
サイドパネルは、カーポート施工後でも取り付けられる商品であると覚えておいてくださいね!
こちらのお客様は、大雪が降るとカーポートがあるにもかかわらず、風で吹込み、車に雪が積もり、雪下ろしをすることが大変でサイドパネルを後付けされました。
こちらのお客様は、吹込みの多い片面のみ施工されました。
プラチナステン色のカーポートに合わせて、ステン色の部材で施工、パネルはマットタイプの波板を取り付けました。
取り付け時間はおよそ半日。
片面で約15万円(取り付け費こみ)です。 ※お値段は店舗によって異なり、価格改正などで変動します。
こちらは、ブラック色のカーポートに合わせた波板サイドパネルです。
施工目的のひとつに、お隣さんの窓と目線が合わないようにしたいと言われましたので、こちらもマットタイプを選ばれました。
両サイドに取り付ける場合は、施工日数は1日。お値段は約30万円(取り付け費こみ)です。※お値段は店舗によって異なり、価格改正などで変動します。
風が抜けるよう、土間とパネルの間にすき間を取っています。
こうすることで、すべての風がパネルに当たらず通り抜けていきます。
次は、平板のサイドパネルの施工例です。
もともと隣はご自身の畑があり、おとなりさんとの距離は十分あります。
目線が合うことはありません。
お客様は、風が吹き込まないようにサイドパネルを取り付けたいことと、ご自身の畑の様子も見たいということで、透明タイプのパネルを選ばれました。
施工時間はおよそ半日で終わり、片面約28万円(取り付け費込み)です。※お値段は店舗によって異なり、価格改正などで変動します。
波板に比べ平板のサイドパネルは、お高くなることになります。
最後にデザインパネルの施工例です。
非常にデザイン性に優れ、重厚感もあり気品高い商品です。
カーポートのお色に合わせてパネルの色を選ぶことができます。
外構へのこだわりを感じ、道路側から見える家全体の雰囲気もカーポートに波板とはまるで違うものになります。
ご予算があるお宅には、ぜひ施工していただきたい商品だと思います。
お値段は片面約31万円(施工費含む)です。
*お値段はお店によってちがいますのでご了承ください。
将来、波板は汚れたり風で壊れたりする可能性がある商品ですが、このデザイン性パネルは一生使えるといっても過言ではありません。
そのあたりも値段が高い理由として考慮していただければいいなと思います。
カーポートにサイドパネルを取り付ける事で、大切な車を雨や雪から守ることはもちろんですが、
紫外線を防ぎ、近隣の目隠しにもなる優れものです。
用途が多く、喜ばれる商品だとわたしは思っています。
ちなみに我が家にも、カーポート施工後、サイドパネルを取り付けています。
お隣さんと目が合わないのは気が楽で、サイドパネルがあることで守られているような気分にもなります。
風の吹き込む向きを考慮して、片面のみ施工したり、両サイドに施工したりすることもできます。
カーポートの中に雨や雪が吹き込んでお困りの方は、お好みや用途、予算に合わせてサイドパネルを施工し、1ランク上の駐車スペースにしてみませんか?
わたしは、富山県で家業のサッシ屋を手伝っています。
サッシ以外に、今日紹介したカーポートやサイドパネルなども施工します。
県内には同業者がたくさんあり、同じYKKapの商品でも、店舗によって値段はまったく違います。
また、工事費や値引きも店舗によってさまざまなため、価格に大きな差が出るのです!
そのため、リフォームをお考えの方には、
ぜひ数社から見積もりをとって見比べていただきたいと切に思います。
「うちにもサイドパネルを取り付けたいな~」と思われた際、
自分の住んでいる町のなかから、どのお店に頼めばいいのか?
悩んでしまうものです。
ご安心ください!
下記からお申し込みをされますと、厳選された最寄りのリフォーム会社を紹介してもらえます。
そのため、誰でも!簡単に!無料で!数社から見積もりを取ることができるんです。
値段を見比べて・・・
届いたお見積もりのなかから、
一番安いお店を選ぶもよし、
一番対応が良かったお店を選ぶもよし、
断るも良し!
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一社だけの見積もりで、損をされませんように願っています。