ふすまの汚れやシミはカビの原因に!早めの張替えがおすすめ

 

 

MADOカラリフォームの藤山奈見です。


この記事を見つけてくださり、ありがとうございます(*’ω’*)
長い記事ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。




あなたのお宅には和室はありますか?

和室があるお宅には、入り口や押し入れに襖(ふすま)があることが多いですよね。

 


従来のふすまは、組子(くぎを使わず木を組み付ける技術)の上にふすま紙が貼られており、
10年ほど経つと、汚れやシミがついたり、経年劣化によって変色したりします。

しかし・・・

破れていないと張替える気持ちはなかなか起きませんよね。

 



このページでは、破れていないふすまの汚れや変色が気になったときの対処法についてご紹介していきます。

 

 

ふすまは掃除できる?掃除で汚れは落ちる?

 

襖はふすま紙という紙でできており、洗剤でこすったり水拭きしたりすることはできません。

 

汚れやシミは放っておくとカビが生える原因になります。

そのため、ふすまの汚れやシミを見つけた場合は、はやめの張替えをおすすめします!



ふすまの汚れやシミを放置していると、梅雨時期に、カビ臭いにおいが発生したり、不快感を感じたりします

 

カビは、体に及ぼす影響も大きいため、汚れやシミを見つけたら、見てみないふりをせず、早めの対処をしてもらいたいです。

 

 

ふすまの張替えは自分でできる?

 

ふすまは汚れを落とすことよりも、張替えをしたほうが良いとお伝えしましたが、初心者でも自分でもできるものなのでしょうか?

近頃はホームセンターなどで手軽に材料を購入できるようになりました。

まずは、ふすまの構造と張替え方を知っておきましょう。

 

 

ふすまの構造と張替え方

 

まず張替える前に、ふすまの構造と張替え方をよく確認しましょう!

事前に知っておくことは、とても大切です。その後の作業がスムーズになります。



【ふすまの構造】

ふすまは基本的にふすま紙(上張り)・縁・引手・襖芯の4つの構造からなっています。

ふすま紙を綺麗に貼りかえるためにはこの構造を一つ一つ、丁寧にバラしていかなければなりません。
これは簡単そうで、結構手間のかかる作業です。



【ふすまの張替え方 】

1:ふすま枠にのりがつかないよう、マスキングテープで枠全体を貼りましょう。

2:ふすまの引き手を変形しないように、インテリアバールを差し込んで取り外します。

3:ふすま本体の上に紙を置き、柄が曲がっていないかずれていないか確認しながら、貼り付け位置を決めましょう。

4:ふすま紙が曲がらないように、そして紙の中に空気が入ってシワにならないように綺麗に伸ばしながら貼りましょう。

5:しっかりと貼り付けできたら、余計な部分をカットします。下地のふすま紙が破れないように注意しましょう。

6:引手をはめ込み、マスキングテープをはがして、元の場所に戻して終わりです。




インターネットで検索すれば、詳しくふすまの張替え方法がでてきます。

YouTubeで動画を見ながら学習もできますよね!



「初心者におすすめ」などと書かれたアイロンで貼るタイプのものや、ふすま紙の裏がシールになっていてすぐに貼れるタイプのものなどいろいろ紹介されています。

 


DIYが得意の方や、何時間も時間をかけて張替えをやってみたい方には、ご自身での張替えも可能でしょう。

ただ、手間と時間がかかります。
または破れたり、たるんでうまく貼れないということがあるかもしれません。



時間に余裕がない方やDIYは不得意だという方は、専門業者にお任せしてしまったほうが、早くてきれいに仕上げてくれます。

 

ふすまの張替えをプロにお願いした場合の費用とメリット

 

業者さんに張替えをお願いする場合の相場は、

紙の種類にもよりますが1面3000円~5000円程度です!

押し入れなど、片面のみが表となる場合の張替えは1面の料金です。
入り口や間仕切りなど両面が表になるものは表裏の2面分の料金になります。



ご自身で道具を揃えて時間と労力をかけることと、

プロにお願いして綺麗な仕上がりになることを比べれば、業者にお願いするほうが手っ取り早いかもしれません。



和室の使い方は人それぞれですが、お客様を招き入れる場所として使われている方も多いと思うのです。

その和室の入り口は、やはり趣きや見栄えも大切な役割を果たしていると思います。

 


シミや汚れがついていたり、変色したりしていたら、折角の和室を台無しにしてしまうかもしれません。



また、ふすまの張替えをご自身でやってみようと思っても、ふすまをばらして、張替えて、また組直すには時間もかかります。
さらには、専用の道具を揃えなくてはいけません。

柄のある紙の場合、柄が歪んだり曲がったりしないように注意をはらってはることになります。

無地の紙だって、中に空気が入りシワにならないよう、気を使いながら貼ることになります。

もしかしたら、失敗するかもしれません。

 

和室の入り口が、柄がゆがんでいたり、空気が入ってきれいな仕上がりにならなかったら、どうでしょう。ガッカリしちゃいますよ。。。

自分の時間と労力、お金を使っても、必ずきれいに貼れる保証はありません。



自分で貼る事に自信が無い方や、時間をかけられない方は、プロの業者にお願いすることをおすすめします!

プロは綺麗に張替えてくれるだけではなく、襖をもとに戻す際、閉めた時にすき間がでないよう調整をして納めます。

 

 

実際にふすまの張替えをした施工例と値段

 

法事を控えたお客様から、ふすまの張替えの依頼がきました。

 

 

破れもなく、張替えの必要ないんじゃないかな?と思ったのですが、

お客様がよく見ると汚れやシミがあるとおっしゃいました。

 

 

法事でお客様を迎え入れるには、ふすまの汚れはやはり気になるものです。

そこで、ふすますべて張り替えられました。



下の画像が張替えた後です。

 

やはり違いますね?

部屋がパっと明るくなりました。

 


こちらの4枚戸は押し入れですので片面の張替えのみで、4面分の料金約17000円です。
上の天袋は約7500円です。



つぎに、下のふすまは、上の画像と違って入り口ですので両面の張替えが必要です。

2枚戸ですが、両面の張替えをし4面分の料金で約17000円になります。

 

 

下の画像は、和室と和室の間仕切りですので、両面の張替えが必要になりました。
8面分の張替えで約34000円になります。

 

 

つぎに仏間。

仏間の扉もきれいに張り替えます。こちらは、扉が4枚の構成でできていますので、片面のみ張替えて4面分の料金になります。

こちらは約24000円です。(お値段は店舗によって異なり、価格変更によって変動します。)

 

ふすまの張替えは、水回りや外壁のリフォームに比べ、低予算でできるリフォームです。くすんだり汚れていては、和室全体が暗く、陰気な雰囲気が漂ってしまいます。

ふすまを張替えることで、和室は綺麗によみがえります!

まとめ

 

ふすまは月日の経過とともに、シミや汚れができたり、色がくすんでしまったりするものです。
破れていなければ、「張り替えよう!」という気持ちにならないかもしれませんが、シミや汚れはカビの原因になるため注意が必要です。

 


ふすまの張替えを行うと、和室が明るくなり新築のようによみがえります。

このリフォームは、水回りや外壁などに比べて、費用が高くないためお手軽に行えます。



ふすまは、部屋の中でも大きな面積を占める場所ですので、法事やお祭りなどお客様を呼ばれる前に、シミや汚れ、くすみがないか確認され、もし問題があれば業者に頼んで綺麗に張り替えてもらうことをおすすめします。



このページが、ふすまの張替えをしようか迷っているみなさんの参考になれば嬉しいです。

リフォーム料金はお店によって違うから気を付けよう!

 

リフォーム料金というのは、お店によって値段がさまざまです。

 

高いところから、安すぎて逆に不安になるお店など、価格設定はまちまちです。

 

 

そのため、リフォームをお考えの方には、

ぜひ数社から見積もりをとっていただきたいと切に思います

 

 

数社から見積もりを取ることで、値段の相場もわかりますし、

そもそもお店によって値段が違うということも、知ってもらいたいのです。

 

簡単!無料!数社から見積もりをとる方法

 

「よし!ふすまの張替えをお願いしよう!」そう思ったとき、

あちこちに電話をかけ、見積もり依頼をお願いするのは、時間と労力がかかり、案外、大変なことです。

 

 

 

 

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