分譲地の建設現場を見ていると、ウッドデッキが施行されているお宅が多く目に留まります。
ウッドデッキはさまざまな利用方法で楽しむことができるため、エクステリア(屋外建造物)商品のなかで一番人気があるのではないでしょうか。
私が知っている建設会社の建物には、新築時に天然木のウッドデッキが必ず施工されています。
しかしこの天然木のウッドデッキは、定期的に腐食防止のための塗装が必要です。大きさにもよりますが、何万円ものお金を払い続けなくてはいけません。
値段が安いからと言って、将来腐る可能性のある天然木のウッドデッキを施工するのはお得なのでしょうか?
こちらのページでは、色あせがほとんどなく、腐食防止のメンテナンスが不要な樹脂製ウッドデッキについて詳しく説明します。
ウッドデッキには、天然木と樹脂木と2つの素材のものがあります。
近年は、メンテナンスがほとんどいらず腐らない樹脂木のウッドデッキがとても人気です。
また、天然木のウッドデッキが経年劣化により腐食した方が、解体して樹脂木のウッドデッキを新たに施工する方も増えています。
ここからは、天然木デッキと樹脂木デッキのメリットとデメリットを解説します。
天然木のメリット
天然木のウッドデッキは木目や節が味わい深く、木のぬくもりや風合いがとても素敵です。
木の種類によって、ハードウッド、ソフトウッドの2種類に分けられます。
・ハードウッド
木が硬いため加工が難しく、プロの業者に施工をお願いすることをおすすめします。ソフトウッドより耐久性が高い利点があります。
・ソフトウッド
木が柔らかく加工しやすいので、ご自身でキットなどを購入しDIYでの施工が可能です。
ハードウッドに比べて値段は安いけれど、腐食やシロアリの被害を受けやすいため、こまめな塗装などメンテナンスが必要になります。
天然木のデメリット
材料費は樹脂木に比べて安いですが、腐食やシロアリの被害を受けやすくこまめな塗装などメンテナンス費用がかかり維持管理が大変です。
施工の際、床材の上からクギを打つため、少しでも飛び出ていたり、木がやせ細ってクギがむき出しになったりすると、足に引っかかってケガをする、といった心配があります。
樹脂木のメリット
樹脂木は木粉と樹脂(プラスチック)を混ぜ、押し出して板状に伸ばしたもので作られています。
出典:YKKAP
樹脂製のデッキ材は腐らない素材なので、耐久性に優れ、長期間、変色しにくく美しさを保ちます。またシロアリによる被害がなく、防腐のための薬品処理をする必要がないため、お子様にも安心です。デッキ材だけでなく、デッキの土台となる柱や梁の部分もアルミを使うため、腐食やシロアリによる被害は起きません。
下の画像は、YKKAPの樹脂製ウッドデッキ「リウッドデッキ」の菌類、シロアリによる強度低下の有無を表す試験結果です。
出典:YKKAP
この表にあるように、菌類による腐食も、シロアリによる食害などの影響で起きる強度低下も見受けられません。
この樹脂木のデッキ材は、ビス(釘)が表面に出てこない施工方法となっていますので、釘に引っかかって怪我をすることもなく安全に利用できます。
樹脂木のデメリット
樹脂木デッキで注意が必要なのは熱です。
直射日光により表面温度が上昇して裸足で歩くとやけどをする恐れがあります。ただ、樹脂木デッキと天然木デッキの材質の差であることよりも、色調による影響が大きく、色が濃いものは天然木デッキでも表面温度は上昇します。
最近では、温度の上昇を抑える効果のある顔料を使い、夏季でも表面温度が極端に高くならない工夫を施すなど改良が進んでいます。
下の画像は我が家の天然木ウッドデッキで子どもを遊ばせているものです。
私も新築時に天然木のウッドデッキに憧れて施工しました。
大きさは約12㎡で工事費込みで約20万円でした。
子どもを遊ばせるためにウッドデッキを施工し、画像のように水遊びなどもしていましたので、「水で木が腐らないか」と心配しましたし、とくに水遊びのときは「裸足で歩いてトゲが刺さらないか」と、とても心配していました。
建設会社からは毎年、メンテナンスの塗装をするように言われました。
そこで新築を建てた次の年は、「自分たちでやってみよう!」と軽い気持ちで取り掛かり、ホームセンターで塗料を購入して主人と二人で塗りました。
しかし、木が塗料を吸い込むことを計算できず、購入する時に、必要な塗料の分量が全然わからず、塗っているうちに足りなくなり、何度も購入しに車を走らせました。
肝心な土台は下に潜らなければならず、あきらめて・・・
手の届く所のみ、1日かけてなんとか塗り終えましたが、腕はパンパンになりとても疲れました。
ホームセンターで購入した塗料代は約3000円の缶を10缶以上買い4万円程使ったことを覚えています。
こんな大変な思いをして塗り直したのですが、半年後には古い塗装が木からはがれ出しボロボロめくれてしまいました。
結局、プロの業者に塗装をお願いしなければいけない状態になり、出費がかさむことになりました。
お願いした塗装屋さんは、古い塗装をすべてはがし綺麗に掃除をしてから、2日に分けて二度塗りをされ工賃込みで6.5万円程でした。
安全に暮らしたいと思い、このメンテナンス費用は毎年かかることになり、家計を圧迫されました。
ウッドデッキを作りたいと相談されたお客様に私自身の体験を踏まえて、樹脂木ウッドデッキをおすすめしました。
我が家の天然木ウッドデッキは約12㎡で施工費は約20万円かかり、そのうえ、毎年塗装費が6.5万円ほどかかっていたことをお話しさせてもらいました。
こちらのお客様は共働きのご夫婦でしたので、ご自身で塗装などのメンテナンスができないことと、毎月支払う住宅ローンに加えて定期的なメンテナンス費用がかかるのはちょっと負担がおおきいなってことから、メンテンスのいらない樹脂木のウッドデッキを施工することに決められました。
こちらのウッドデッキは、
YKKAPのリウッドデッキ200という商品で、大きさは約16㎡、デッキフェンスと、上り下りのためのステップを取り付けて工事費込みで約70万円です。
大きなウッドデッキですので、
お子さんを遊ばせたり、バーベキューをしたり楽しみがいっぱいだと喜ばれ、これからメンテナンス費用がかからず、一生安全に使うことができるのは安心だって話してくださいました。
天然木に比べて耐久性や耐腐朽性に優れていますが、汚れが付着した場合は頑固な汚れになる前にお手入れをしてください。
簡単にできる洗浄方法をいくつかご紹介します。
出典:YKKAP
対象の汚れに対して、適した洗剤や洗浄方法でお手入れすることで、専門の業者さんに来てもらわなくても、いつまでも美しくお使いいただけます。
ウッドデッキが家にあることで、
・家族でバーベキューをしたり
・子どもを目の行き届く場所で遊ばせたり
・洗濯を干したり
・家庭菜園を楽しんだり
と、さまざまな使い道がありとても憧れる商品です。
憧れのウッドデッキを施工したのに、天然木の素材のデッキでは毎年高額のメンナンス費用がかかってきます。それは、結構な負担になります。
しかし、腐らない樹脂木ウッドデッキを施工することで、塗装などの費用がかからず、一生ウッドデッキ生活を楽しむことができます。
このページを参考にして、メンテナンス費用がかからない樹脂木ウッドデッキを施工し、日常生活をより楽しくステキに過ごしていただければ幸いです。
わたしは、富山県でサッシ屋を営んでいます。
富山県のなかには同業者がたくさんあり、同じYKKAPの商品でも、店舗によって値段はさまざまです。
値引きも工事費も、店舗によって違うんです!
そのため、リフォームをお考えの方には、
ぜひ数社から見積もりをとっていただきたいと切に思います。
数社から見積もりを取ることで、リフォーム工事の相場もわかりますし、
値段の違いも知ってもらいたいと思うのです。
「よし!うちもデッキを施工しよう!」そう思ったとき、
あなたはどうしますか?
自分の住んでいる町のなかから、あっちのサッシ屋さん、こっちのリフォーム屋さん・・・
と、数社から見積もりをとるのは、時間と労力がかかります。
下記からお申し込みをされますと、選ばれた最寄りの優良リフォーム会社を厳選してもらえます。
そのため、誰でも簡単に数社から見積もりを取ることができるんです!
出そろった数社の見積もりのなかから、
一番安いお店を選ぶもよし、一番対応が良かったお店を選ぶもよし、断るも良し!
ぜひ、下記のサイトを利用し、あなたに合った良い施工業者をお探しくださいね!
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