壁紙クロスの張替えにかかる費用や選び方のコツ

 

MADOカラリフォームを運営しています藤山奈見です(*’ω’*)


長い記事になりますが、クロスの張替えリフォームの参考になればと思い書きました。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。


家は年数が経つと、古びてくるのは仕方がないことです。

上の画像のように、

家具が置かれ空気の流れが悪くなり、カビが発生することがあります


もしくは、

手垢や汚れがつき、掃除をしても落ちなくなってしまった方もいらっしゃるかもしれません。




さまざまな原因で、時とともに壁紙は汚れたり色あせたりするものです。

そのため、明るかった部屋は暗くなったように感じたり、部屋全体が古びたように見えたりします。



このページでは、古くなった壁紙を張り替えることで、部屋全体を一新させるお手軽リフォームについて説明していきます。

 

壁紙張替えリフォームにおいて押さえておきたいポイント!

 

部屋の中で大きな面積を占めるのが、壁と床とカーテンです。


その中の壁紙の張替えをする際には、いくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう!
安易に考えていると、失敗してしまうことがありますので要注意です。



【壁紙張替えリフォームのポイント】

①壁紙の交換費用を抑えるには部屋全体を張り替える

汚れているところや破れている所のみ張替えたいと思われるかもしれません。
しかしその一部のみの壁を張替えると、下の画像のように、既存の壁紙の汚れや古さが逆に目立ってしまいます。

 

最近はリビング・ダイニングと続きになっている住宅が多くあります。
どちらかの部分だけの張替えすると価格はもちろん抑えられますが、統一感がなく、リフォームしなかった壁はよりみすぼらしくなります。


また天井のクロスは、汚れていないし気にならないと張替えを躊躇される方が多いのですが、
こちらも、壁のみの張替えが終ったら、天井の古さが目立つことになるため注意したいところです。

日を改めて業者さんに工事に入ってもらうと、二度手間となり経費も余計にかかることになります。
できれば壁紙クロスの交換はまとめて行うほうが、結果的に料金がお得になりお勧めです。


②壁紙の張替えで失敗しないために注意すべきこと

 

 

上の画像は、築18年で壁紙を張り替えたあと、エアコンの買い替えをした我が家の画像です。

エアコンは、依然使用していたものと同じ容量のものを購入したのですが・・・
新しいものは、こんなにも小さくなっていました。



家電量販店でエアコンを買う際、今までの生活を参考にして新しいエアコンを決めました。


・寒さに特化したもの
・特に寒さに特化していない普通のもの
・お掃除機能の有無
・電気代
・メーカー


同じ容量のものならどんなものでも設置可能だと思い、お願いしたら・・・本体が小さくなり、こんなにも壁紙が足らなくなるとは思いもしませんでした。

この部分のためだけに、同じ壁紙を仕入れてもらい工事費を払うことが惜しく・・・
クロス屋さんにお願いできず我が家は今もこのままです。



エアコンの買い替えと同じように、カーテンレールや天井の照明を交換しても、同じような失敗が起こりやすいので、注意してください。

壁紙、クロスを張り替える前に、
そろそろ買い替えが近づいている家電があれば、そちらも要検討です!
加えて、家具の買い替えも近々しないか、リフォーム前に一度チェックしておきましょう!



③壁紙選びのコツ

部屋は壁、天井、床、カーテンが大きな面積を占めています。
家具やラグの色なでも加わりますので、壁、天井、床、カーテンの大きな面積を占める部分を3色までで抑えましょう。

下の画像は我が家のリビングです。
壁紙を張替える前、BEFORE画像はこちらです。

 

天井と壁紙は、もともとクリーム色の壁紙でしたが少し黄ばんでいました。
グルっと腰板がほどこされ、窓のまわりはグレーです。

床は腰板と同色のフロアー材で、家具とカーテンも茶系でまとめています。



下はリフォーム後の写真です。

 

 

どうでしょうか?

新築時には、無難な壁紙しか選べなかったので、リフォーム時は思い切って柄物を選びました。

もちろんお金がかかる事ですが・・・

壁紙のリフォームは非常にお手軽で、水回りのリフォームに比べて低料金です!
もしも。。。

「飽きがきたら張り替えればいい」そんな風に考え、この柄を選びました。



これだけ色も柄も主張したものを選びましたが、

この一面だけを柄物にして、天井とサイドの壁紙はオフホワイトで統一。

そして床、カーテン、家具はそのまま茶系でまとめているため、落ち着かないということはありません。

 


逆にリフォーム後の心境としては、

壁紙しかリフォームしていないのに新築時に戻ったように綺麗で、
私はとてもウキウキわくわくしリビングが明るくなったと感じています。
この部屋で過ごす時間がより楽しく幸せな気分になりました。

 


一部屋に使われる色の数を守ることによって、大胆な色や柄も使えます!



コロナが流行り、家にいる時間が前より長くなった今。
癒しを求めにカフェに行かなくても、壁紙を張り替えることで、自宅に癒し空間を作ることが可能です!



今までの壁紙と同色への張替えは安心感があり、
「どんな風になるのだろう」「この色で、柄で大丈夫かな?」と心配や不安がなくリフォームできますが、

お金を払ってリフォームしたのに代わり映えがせずがっかりされる方もいます。

 


少しの冒険をしてみるのもいいかもしれませんね(*´ω`)

 

壁紙クロス張替えリフォームにおける費用

 

壁紙の張替えリフォーム費用は、選ぶクロスのグレードにもよりますが、材料費と工賃をまとめたクロス張り替え工事一式でお見積りがでることが多いです。

その場合、約1mあたり1000~1600円です。



クロスの幅は布地のように、90cm幅のものと110cm幅のものがあります。
幅が狭いものはメーター数が増え割高です。
ステキな柄やおしゃれな柄、輸入品は、比較的90cm幅のものが多く、柄合わせの配慮もありますので必要数が増えます。

 

やっぱり、オシャレで目が引くものは、ちょっと高くなりますね(笑)

 



工事費が別に書かれている場合の見積もりもあります。

その場合、1mあたりの値段が上記より下がります。

また安価な物であれば一式1m1000円以下で収まるものもありますが、

住宅用というよりアパートなどの壁紙に使われているものが多く、予算を抑えるための最低レベルの壁紙です。

ご注意ください。



また既存の壁紙をめくりますので廃材処分費や、新しく壁紙を貼るために凹凸をなくすためのパテ補修工事も必要になります。

雑工事として一式で5000円~10,000円程度(部屋の大きさにもよります)かかります。

さらに、

ピアノや家具を移動してもらう場合には、家具1点につき2,000円以上の作業料金がかかる場合もあります。


ご自身で動かせるものは、着工前に移動しておきましょう。



また、

「この部屋の壁紙の張替えをお願いします」と言う見積もりの取り方ですと、壁のみのリフォームだと思われることがあります。

天井の張替えの有無もお伝えし、見積書で提示されている金額が、天井分も含まれる料金か、壁のみ張替えの値段であるのか、しっかり確認しましょう。

 

壁紙クロスの張替え施工例

 

築18年。壁紙がくすんだリビング、ダイニング、寒々しいトイレの壁紙を張り替えました。

施工前、施工後の写真を紹介します。

 

 

カラーボックスを置いていた場所は、カビが生えていました。

正直、ゾッとしました。

毎日同じものを見ていると、汚れていることやくすんでいることに気づかず、そういう状態が当たり前だと思い込んでいることに気づかされました。

 

 

吟味した結果、思い切って大好きな深紅の壁紙をはりました。

カラーボックスを処分し、棚を取り付けました。

 

 

リビングの古い壁紙をめくっているところです。

家具をとなりのダイニングルームに移動して、リビングにとりかかってもらいました。

 

 

カーテンレール、照明器具を取り外し張替えがはじまります。

リビングの張替えが1日。
終わったら、家具をリビングに移動し、ダイニングの張替えが始まるといった流れです。

 

 

リビングダイニングは一続きなので、統一感を出すため同じ柄をチョイス。

ダイニング側の一面に同じものを利用し、天井やサイドには落ち着いた白色の壁紙を貼りました。

 

つづきまして、リビング思い出コーナー。

 

 

 

 

壁紙自体をコルクボードにしました!

どうですか?面白いでしょ?ここ一面、写真を張ることができます♪

 

 

 

続きまして、キッチンの天井はこんな派手なものを選んでみました!

 

 

 

天井はいつも目に入る場所ではないので、思い切って派手なものを選んでも気になりません。

 

わたし、こういうガチャガチャした柄が好きで・・・
でもキッチンは主婦の私が長く時間を過ごす場所なので、ここにいる時、楽しい気分でいられるよう、
私の一番好きな柄」を選びました。

とっても気に入っています!




続いてトイレです。
北から北西にかけてのトイレに以前は水色がかった壁紙が使用され、少し寒々しい感じがしていました。

そこで、この部屋はかなり思い切った面白い壁紙を選びました。

 

 

 

わたしはちょっとやりすぎかな?と思い、一面だけを柄にしようと思ったのですが・・・

「全面に貼ろう」と言う主人の意見を取り入れ、全面本棚の壁紙を張りました(笑)

こんな面白い壁紙を張りましたが、2~3回トイレに入れば不思議なもので慣れてしまいます。

 

意外と人気です。

天井は若草色を張り、重苦しくならないようにしてみました。

 

 

かなりチャレンジした壁紙えらびでしたが、どの部屋もすごく気に入っています。

なにしろ、ウキウキワクワクします。


長くいるリビングやキッチンも、以前の壁紙よりも楽しい気分を味わい、もはや自宅がオシャレカフェの気分です。

リフォームのなかでも比較的低予算でできる壁紙張替えリフォームが、こんなにもウキウキして、新築の時の気分がよみがえるとは思ってもいませんでした。

 

張り替えてよかったというのが正直な気持ちです。

 

まとめ

 

壁紙は月日の経過とともに、汚れたり古くなったり、色がくすんでしまうことがあります。

またカビがはえていることもあるかもしれません。


コロナが流行り、家で過ごす時間が以前より長くなっています。
おうち時間を、楽しい時間に変えることができたら最高ですよね?



壁紙のリフォームを行うと、部屋のイメージをガラっと変えることも可能ですし、
新しい壁紙は、今までと同じ色のものに張り替えても、部屋全体が明るくなったように感じます。

壁紙の張替えはリフォームの中では水回りなどに比べて費用もさほど高くないため、お手軽に行えます



部屋の大きな面積を占める壁や天井の張替えは、ポイントを押さえてリフォームすれば、
新築のような部屋に生まれ変わります!



ぜひ、私の体験談が壁紙、クロスの張替えリフォームを検討している方の参考になれば幸いです。

リフォーム費用は数社で比較するべし!

 

リフォーム費用というのは、リフォーム会社、工務店、建設会社などお店によって値段がさまざまです。

 

高いところから、安すぎて逆に不安になるお店など、価格設定は本当にまちまちです。

 

 

そのため、リフォームをお考えの方には、

ぜひ数社から見積もりをとっていただきたいと切に思います

 

実際に、わたしも2社から見積もりを取りましたが、材料費も違えば工賃も違いました。

 

数社から見積もりを取ることで、値段の相場もわかりますし、

そもそもお店によって値段が違うということを知ってもらいたいのです。

 

簡単!無料!数社から見積もりをとる方法

 

「よし!家も壁紙の張替えをお願いしよう!」

そう思ったとき、あちこちに電話をかけ、見積もり依頼をお願いするのは、時間と労力がかかり、案外、大変なことです。

 

 

その点、下記からお申し込みをされますと、最寄りの優良リフォーム会社を厳選してもらえます。

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一番安いお店を選ぶもよし、一番対応が良かったお店を選ぶもよし、断るも良し!

 

 

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