ご自宅に駐車スペースが足らず、近くに駐車場を借りている方が意外と多くいらっしゃいます。
ご自宅の外回りには手入れに困っている庭や空いているスペースはありませんか?
その庭を解体することで、駐車場として利用できるかもしれません。
毎月、何台分もの駐車場代金を支払うのでしたら、思い切って庭を壊し、ご自宅に駐車場を作ってみませんか?
このページでは、実際に庭を解体し駐車場を作った工事風景を交えて解説していきます。
庭を壊し新たに駐車場を確保するには、いくらかかるのか見当がつかないのではないでしょうか。ここからは、庭を駐車場にリフォームする際にかかる工事費についてご紹介します。
広さによって値段は変わりますが、下記の内容の工事費が必要です。
1.今ある庭を解体する費用
2.解体した際に出た残土処分代
3.植えられている庭木やブロック塀などの処分費用
4.新しい駐車場の舗装費用
5.新たな土留めを施工するための費用
解体する広さが大きくなると、重機や積載の大きいダンプトラックなどが必要になります。
車3台を停めることができる広さを解体、土間コンクリート施工をするのにおよそ95万円です。
庭を解体し、駐車スペースが確保されたからと言って、土むき出しの状態で車を停めると、雨の日に足元がぬかるんだり、車が汚れてしまったりしてしまいます。
庭から駐車場にリフォームする場合は、舗装して使用しやすくしましょう。
駐車場に適した舗装方法を4つ紹介します。
1.砂利をまく
一番費用を安く済ませるには、土を転圧(土を締め固める作業)して砂利をまくことですが、見栄えが悪く雑草も生えます。また、雪が降る地域の方は雪かきと一緒に砂利も削りますので、おすすめしません。
しかし、メリットとしては工事が終ればすぐに、駐車することができることです。
2.土間コンクリートをする
もっとも一般的な工事です。転圧(締め固める作業)をし、ワイヤーメッシュを敷き土間コンクリートを流します。ワイヤーメッシュはひび割れを防止するため、費用が上がってもメッシュを敷くことをおすすめします。
ワイヤーメッシュとは、金属を四角く網状にしたものです。車などの重い物が頻繁に通る場所では、コンクリート内部で圧縮されたり引っ張られたりするため、ワイヤーメッシュを敷くことでコンクリートの強度を上げ、ひび割れを生じにくくします。
コンクリートを流して数日間は、駐車することができません。人が歩く程度なら、コンクリートが乾くまでに数日で十分ですが、車は重く、新しく敷いた土間コンクリートの上でハンドルの切り替えしをすると、土間にタイヤの跡がついてしまうので最低でも1週間は車の駐車をやめてください。
3.インターロッキングを敷く
レンガを転圧(締め固める作業)した砂の上に敷き詰めていきます。見栄えが良く、庭の一部が残っている場合、駐車スペースと庭との調和がとれます。
しかし、車をとめることには適していません。車の重みでタイヤの場所が沈みます。また沈んだ場所に水が溜まりますし、ブロックとブロックのすき間から雑草が生えてきますので、草取りもしなくてはいけません。
インターロッキング工事は、沈んだ部分のブロックのみを敷きなおすことができないため、沈みを無くす場合は、すべてのブロックをはずし、また敷きなおす必要がありメンテナンスにお金がかかります。
利点は工事完了後、すぐに車をとめることができます。
4.石を張ったり、スタンプコンクリートを施したり見栄え重視のオシャレな仕上げ方
庭を壊し駐車場を確保する場合、玄関へのアプローチを兼ねる場合があります。
玄関前が土間コンクリートだけでは味気なく、石を張ったり、オシャレなスタンプコンクリートを施したりする工事をご希望される方がいらっしゃいます。
こちらの工事は、技術研修を受けた認定登録施工店しか工事ができない施工方法です。
車のタイヤが通る場所に石を張るのはおすすめしません。
スタンプコンクリートは土間コンクリートに本物の石やレンガが張ってあるように見えるスタンプを押しますので、車を駐車しても問題ありません。
ただ、タイヤの跡がついて汚れることがありますので、汚れを落としたい場合は施工したプロの業者にメンテナンスをお願いする必要があります。
スタンプコンクリートは基本的には土間コンクリートと同じですが、スタンプを押したり色をつけたりする手間がかかる分、一般的な土間コンクリートに比べ1㎡あたり2.5倍ほどお値段があがります。
工事完了後、スタンプコンクリートの上を人が歩けるようになるには数日で十分ですが、車は重さが重く、新しく敷いたスタンプコンクリートの上でハンドルの切り替えしをするとタイヤの跡がついてしまうので少なくとも1週間は、車の駐車をやめてください。
自宅に駐車スペースが足らず、近所に駐車場を借りて生活をしていました。地域にもよりますが、このお宅の駐車代は2台分で年間15万円ほどでした。
ご自宅の庭はご主人が手入れをされ大切にしていらっしゃったのですが、体を壊し入退院を繰り返す生活になり庭木は伸び、手入れが行き届かなくなりました。
奥様やお子様には庭木の手入れができず、造園屋さんに依頼をされたら約10万円かかったそうです。1年ですぐ枝は伸び、次の年も庭木の手入れにお金がかかりました。
駐車場代と庭木の手入れ代に年間約25万円を支払い続けることは得策ではないと思われ、思い切って庭を壊し駐車場を作ることを決められました。
庭の広さは約48㎡で植わっている樹木は、大きい物から小さい物まですべてで40本の伐採が必要でした。
解体工事として庭石やブロックの撤去、庭木の伐採、抜根、処分代を合わせて約50万円です。
奥様から、隣の土地との境界線をしっかり儲けたいというご要望があり、コンクリートで境界壁を新設しました。
隣の土地の方が高い為、コンクリートの立ち上がりが80cmのものを約20m工事しました。境界壁の費用は約27万円です。
解体工事の際、灯篭を綺麗に掘り起こしてもらい、庭があった思い出として駐車場の奥に残しました。
コンクリートを流し、綺麗に左官仕上げをして、最後にグレーチングを敷いてすべての工事が終わりです。
広さ48㎡の庭の解体、新設の土間コンクリート、20mの境界壁、3mのグレーチング工事合わせて約130万円の工事費になりました。
今回のお客様のご依頼は、見栄えよりも駐車場の確保を重視されましたので、土間コンクリート仕上げを施工しました。
高額の工事になりましたが、毎年かかっていた駐車場代や庭木の手入れ代がいらなくなったことで、奥様は老後のお金の心配が減ったと安心されました。
また、家の敷地に駐車場ができたので、買い物をしてきた荷物の持ち運びも楽になり、雨が降っていても前のように何分も歩いて駐車場にいく必要がなくなり、娘さんも喜ばれました。
そして新たな発見がありました。それは生い茂った庭木がなくなったことで、家の中がとても明るくなり、風はよく通り虫の発生も減ったことです。
不便な生活から一変して、快適な生活になったとみなさん大変喜ばれました。
お子さんの成長に伴い、車の台数が増え、ご自宅の駐車場だけでは足らなくなり、近所に駐車場を借りている方が意外と多くいらっしゃいます。
立派な庭を壊せば駐車場が確保できるとわかっているけれど、工事に乗り出すことに躊躇されている方も、同じように多くいらっしゃいます。
駐車場を借りるということは、ずっと必要経費がかかります。また、庭の手入れも業者に頼めば手入れにお金がかかります。
この先ずっと払い続けなければいけないお金は、庭を壊し駐車場を作ることで解放されます。
もし、ご自宅の庭を壊したら、駐車場にするスペースが確保できるという方は、ぜひこの解説ページを参考にしていただき、快適な暮らしを手に入れる外構リフォームを実現してください。
わたしは、富山県でサッシ屋を営んでいます。
富山県のなかにも同業者がたくさんあり、同じYKKAPの商品でも、店舗によって値段はさまざまです。
工事費や値引きも店舗によって違うんです!
そのため、リフォームをお考えの方には、
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