プロフィール

 

はじめまして、藤山奈見と申します。

 

 

私は現在、家の外回りにあるフェンスやデッキ、カーポートなどのエクステリア販売と、

窓や玄関などのサッシを取り扱う、サッシ屋の店長をしています。

 

 

 

自身の体験談として、

ピアノ買取伝!」というサイトも運営しています。

こちらは、何年も弾かなくなってしまったピアノを実際に買い取ってもらった話を、

細かく記事にしています。お時間ありましたら、覗いてみてください。

 

 

 

わたしは、

サッシ屋の店長になる前は、ピアノの先生、保育士を経て、普通の専業主婦になりました。

 

 

そんな私が、どうしてサッシ屋の店長をしているのか、いきさつをご紹介します。

 

結婚記念日はなんとサッシの日

 

わたしは富山県の短大へ進学し、幼児教育を学びました。

卒業して最初に勤めたのは楽器店でした。

 

4歳から習っていたピアノ。

保育士になるにあたって、ピアノがスラスラ弾けることは強みになりましたが、

保育所への就職試験前に、たまたま受けた楽器店で採用され、ピアノ講師として一年働きました。

 

しかし、保育士の資格も生かすべきだと思い、次の年に、保育所で働くことを決めました。

 

 

そんな保育士時代、サッシ屋の次男坊として生まれた主人と出会います。

ご縁があったらしく(笑)

あれよあれよとトントン拍子で事が運び、めでたく平成12年3月4日に結婚いたしました。

 

 

1234と数字が綺麗に並び、その日は、TVやラジオでも騒がれていました。

 

 

私たち夫婦は、なにも狙ったわけでもなく、

その日がたまたま式場の予約が空いていたという事だけで、結婚式を行ったんですが。。。

のちに、3月4日は「サッシの日」と知ることになりました。

 

 

結婚して12年経った3月4日。

家業のサッシ屋で、個人さん向けのお店を開くことになったのです。

 

それまでは、ビルダーと呼ばれる建設会社さん相手の仕事が中心でしたが、

「これからの時代は、個人の方へ積極的にアプローチしていくべきだ!」

と言うYKKの方針に従い、個人様向けのサッシ屋をオープンしました。

その店長に抜擢されたのが、わたしです。

 

 

メーカーの皆さん、ママ友、学生時代の友達、親戚、たくさんの方にお祝いされながら、

グランドオープンを迎えました。

 

 

その時、YKKの社員さんが・・・

「さすが!藤山さん!今日のオープンは、やはり狙ったんですか?

今日3月4日はサッシの日ですから~」と言われました。

 

 

わたしは、

知らないうちに、

サッシの日に、

サッシ屋の嫁に、

なっていました(笑)

 

もう、運命ですよね。

 

サッシ屋の手伝いをするのは。。。(笑)

 

 

こんな適任、私以外、考えられませんよね。

 

 

 

こうして、

サッシの日にサッシ屋へ嫁いだわたしは、

サッシの日にサッシ屋の店長になりました( *´艸`)

 

 

ママ、主婦、女、である私だからできる仕事

 

いまでこそ、建築の現場に女性を見かけることが、増えてきましたが。。。

 

私が手伝いだしたころ、建築現場に怖そうな威勢のいいオジサンがいたとしても、

女性が働いていることはまず、ありませんでした。

 

肩身が狭かったですよ~

トラックから女である私が下りてくると、誰も口に出しはしませんが。。。

 

「女になにができるんや?場違いやぞ。オママゴトと違うで?」と言われている気分でした。

イカツイおっちゃん達が、言いたげに見えました。

 

 

実際、建設会社の社長から、

「奥さんと一緒に工事してると、ピクニックみたいに見えるんやけど・・・」

と、クレームが入ったこともありました。

 

しかし、主人は「とっても助かってるんです。嫁が手伝ってくれんかったら、無理です」

と、建設会社の社長の言葉を無視して、来る日も来る日も、現場や打ち合わせに私を連れて行きました。

 

 

不思議ですね?

月日が経てば、建築現場に私がいても「当たり前の光景」となるんですから。

 

ピクニックみたい!とクレームをつけた社長は・・・

「奥さん、帰ったら夕飯作るんでしょ?大変だね~偉いね~」と褒めだす始末(笑)

 

 

女に何ができるんや?って目で見ていた職人さんたちも、

20㎏の砂を持ち、25㎏のセメント袋を持つわたしに、「奥さん頑張っとるね~」と、

声をかけてくれるようになりました。

 

 

大工さんは、「また現場に来てね」なんて言ってくれます。

 

 

女だからこそ、できる仕事ってたくさんあるんです。

施工後は、より綺麗に掃除して現場を後にする。

完成したカーポートやフェンスは、ピカピカに拭いて引き渡す。

小さな気遣いは、やがてわが社の強みとなっていきます。

 

 

 

主婦である私だから、できる仕事。

お客様が女性の場合、年配から若い人まで、私が打ち合わせや施工に立ち会うと喜んでくれます。

強面の男性に、小さなことを細かく、何度も質問することは気が引けます。

また、施工中も女の私がいることで、安心してもらえます。

 

リフォームの相談や、ちょっとお願い!って些細なことでも、

主婦である私になら、話しやすいのです。

また同じ主婦、ママ、女性という目線から、お客様の気持ちがよくわかるのです。

 

 

こうして、建築現場には場違いだった女のわたしは、

女であるからこそ!

ママだからこそ!

主婦だからこそ!

できる仕事がたくさんあり、お客様の力になることができています。

 

 

 

富山県以外の方々にも、間違いのないリフォームをしてもらいたい!

住み良い暮らしをしてもらいたい!

家を好きになってもらいたい!

そんな思いを多くの人に届けたいと思い、このサイトを作りました。

 

わが社の施工例を載せながら解説をしています。

あなたの役に立てれば幸いです。